9月に着る着物

コーディネート

着物で女性のキレイを引き出す! 
愛され着物スタイル研究家の小川千裕です。
@chihiro_kimonosalon4s

9月の着物の衣替えの基本(一般的なルール)と実際に9月に着た着物について覚書です。
地球温暖化の影響で、9月といえど実際にはまだまだ暑い!
様々な工夫をこらして、季節の変わり目を乗り切ります。

「基本の衣替え」は地域や着付け学院によって考え方は様々で、特に普段着の着物に絶対的な正解はありません^^
周りの方に迷惑にならないなら、大らかに、快適に、楽しめたらいいなと個人的には考えています。

-基本の衣替え-

  • 着物 単衣(ひとえ:裏地のない着物)
  • 長襦袢 薄物(夏物の透け感のあるもの)
  • 帯 単衣 
  • 帯締め・帯揚げ 冬物
  • 半衿 塩瀬(透け感のない冬物の衿)

◇9月初旬に実際に着た着物 

レース生地の薄物の着物+グレー半幅帯(左)麻小紋+博多の小袋帯(右)

2019年9月上旬は、東京最低気温が22度、最高気温が36度、
10日間で30度を越えた日は7日もありました(汗)

夏の薄物は9月5日くらい、長くても9月9日の「重陽の節句」までという考え方が一般的のようです。

近年の9月初旬というとまだまだ洋服では半袖の夏仕様の方が多いはず。
暑い日にはまだまだ単衣を着たいとは思えず・・・薄物の着物が大活躍!

素材は麻や絽でも、できるだけ透け感の少ない夏物着物を選びました。
特にこちらの麻小紋は透け感がなく、涼しいので9月初旬にはとても重宝します。

本当は帯周りに秋らしい色合いを持ってきた方がいいと思うのですが、なんせ外は30度越えのほぼ夏日!なんとなく涼しげな色ばかり手に取ってしまいました(汗)

◇9月中旬に実際に着た着物

単衣のグレー色無地に単衣帯(博多献上)

2019年9月下旬は、東京最低気温が17度、最高気温が32度、10日間で30度を越えた日は3日ありました。

涼しい日が増えて、ようやく単衣の登場です!
とはいえ日中はまだまだ気温が高く、中身は夏物の長襦袢を着て下着はできるだけ最小限に減らしてきています。

夏は涼しい麻ばかりきていたので、久しぶりの柔らか物の感触にウキウキしてしまいました。

◇9月下旬に実際に着た着物

うす藤色の江戸小紋+九寸名古屋帯 帯の雰囲気に合わせてビーズバッグをプラス

2019年9月下旬は、東京は最低気温が18度、最高気温が32度代、10日間で30度を越えた日は2日ありました。

単衣がちょうど心地いいと感じる日も増えてきましたが、やはり30度を越える日はまだ暑く、長襦袢はまだ夏物が手放せません。

着物や帯周りで秋の季節感をだしつつ、下着などの中身はできるだけ涼しくきるようにしていました。

フォーマルの時はどうすればいいの?

友人の結婚式の二次会に出席した時の装い。単衣の色無地にホワイトシルバーの礼装袋帯

結婚式や各種式典などでは、冒頭の「基本の衣替え」に則って着物や帯周りを選びます。
9月1日〜31日までは基本的には単衣(裏地のない着物)です。

ただ、一般的に単衣や夏物の訪問着や留袖を一式揃えている方は稀で、結婚式場では空調もしっかり効いていることなどから、一年中冬物の袷の着物を着られます。

会場の雰囲気や主催の方の意向を考慮したり、ご一緒する方と相談して装いを決めるのがベターかもしれません。

愛され着物スタイル研究家 小川千裕

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着付師/ 着付け講師/ フォトスタイリスト 5月29日 (ゴ .フ .ク 呉服の日 )生まれ。母と伯母が和裁士のため、幼少期から着物に囲まれて育つ。20歳よ...

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