10月に着る着物と帯

着物で女性のキレイを引き出す!
愛され着物スタイル研究家の小川千裕です。
(@chihiro_kimonosalon4s)
10月の着物の衣替えの基本(一般的なルール)と実際に10月に着た着物について覚書です。
近年の気温上昇で10月でもまだまだ暑い日もある・・・
とはいえ暦の上ではもうばっちり「秋」。
中身を涼しくきて、見た目は秋色にした10月の実際のコーデをご紹介します。
「基本の衣替え」は、地域や着付け学院によって考え方は様々で、特に普段着の着物に絶対的な正解はありません^^
周りの方に迷惑にならないなら、大らかに、快適に、楽しめたらいいなと個人的には考えています。
-基本的な衣替え-
- 着物 袷(あわせ:裏地のある着物)
- 長襦袢 単衣(ひとえ:裏地のない襦袢)
- 帯 冬物
- 羽織 コート 単衣
- 帯締め 帯揚げ 冬物
- 半衿 塩瀬(冬物)
◇10月初旬に実際に着た着物

2019年10月上旬は、東京最低気温が17度、最高気温が30度、10日間で30度の日は2日ありました。
朝晩は涼しくなってきたものの夏日もあり、まだまだ単衣の着物が手放せませんでした。
中身はこっそり夏の長襦袢を着て、衿もとの半衿は冬物に変えています^^
着物は透け感のない単衣、帯は冬物の九寸名古屋帯。
パッと見た感じは冬物に見えるように意識しながら、しっかり涼しさを重視して活動しやすいようにセレクトしました。
◇10月中旬に実際に着た着物

台風も去り、一雨ごとに涼しくなっていきました。
朝晩は涼しくようやく袷の着物が快適に着られるようになって嬉しい限り!
中旬は主に柔らかい質感の写真のような正絹(シルク)の小紋の着物を着ました。
もうすぐハロウィン!ということで色もかぼちゃカラー?!笑
秋らしい雰囲気の着こなしが楽しい季節です。
◇10月下旬はこんなのを着る予定

最高気温が19度だった10月17日に試しに着ましたが、生地がかなり分厚いのでまだちょっと暑い気がしました。これは10月下旬位に着始めるのがちょうどいいかも。
それにしてもデニム着物って分厚くて重いので着るのに勇気がいるレベルです(汗)単衣なのにこの重さ・・・真冬にこそ活躍しそうです!