着物写真がもっと美人になる3つのポイント!

着物まめ知識

昨日は毎年恒例、資格取得される生徒さんの認定写真の撮影を行いました^^

自分の写真を撮られることに慣れていない生徒さんからは
「写真苦手なんです・・・」
「カメラ向けられると緊張しちゃいます」という声が聞こえてきますが

実は写真も着付けと同じで数稽古が大切!

少しのポイントを押さえるだけで
もっともっと美人になるんです^^

今日は着物姿の時に特に気をつけたいポイント3つをご紹介します!

ポイント① ヘアメイク

着物は肩から足元まで、布で全身をすっぽり覆ってしまうので、
洋服と同じようにタイトなヘアスタイルスタイルだとどこか寂しい印象に。

着物の時は、コンパクトにひっつめるのではなく、適度なボリュームを出すとバランスがよくなります。
アップスタイルなら ゆるふわに引き出して高さをだしたり、ボブやショートでもボリュームを出す部分を作ってメリハリのあるシルエットにするのがベター。
着物を着た後にも、ヘアも含めて全身のバランスを姿見でチェックしてみましょう。

メイクも同様に、洋服の時と同じメイクだと、お顔がぼやけた印象になりがちです。
先日の坂井先生の「着物に似合うメイク講座」でも伝授していただいたように「目元と唇のライン」を普段よりきっちり目に描くと、上品でいて着物に映える和美人メイクになります。

(ちなみに近々、坂井先生が眉の描き方とアイラインの引き方の補講をやってくださるそう。笑)

ポイント② 表情


自分は笑顔を作っているつもりでも、カメラの前では以外と笑えていないものです(汗)

撮影がある時は、一度 鏡の前で笑顔の練習をしてみましょう^^

口角をマックスあげてみる、歯をだして笑ってみる、
今度は歯を見せずに微笑んでみる、
口元だけでなく目元でもしっかり笑ってみる‥

カメラの前に立つ前のお顔の準備運動で
緊張がほぐれると同時に、顔の可動域が広がって
自然な笑顔が引き出されます^^

ポイント③ ポージング

着物は直線裁断の衣服なので、ポージングの良し悪しが着物姿にダイレクトにつながります。

特に反り腰の方はお腹が出ているように見えるので姿勢に注意が必要です。
頭は天井からすっとつられているように、足元はハの字でやや内股に、指先はやさしく揃えるようにするとエレガントな印象になります。

この日の撮影は着物歴が長い「着こなし講座」のメンバーだったので
ポージングも表情もバッチリで、かなりスピーディな撮影となりました^^

これからしっかり画像編集をしていきますので
出来上がりを楽しみにしていてくださいね♪

愛され着物スタイル研究家 小川千裕

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着付師/ 着付け講師/ フォトスタイリスト 5月29日 (ゴ .フ .ク 呉服の日 )生まれ。母と伯母が和裁士のため、幼少期から着物に囲まれて育つ。20歳よ...

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