蝶の柄の意味と着用時期

コーディネート

先日生徒さんより、素敵な蝶々の帯留めをいただきました。
なんと手作りだそうです!

おめでたい雰囲気なのでお正月にさっそく締めさせていただきたいと思います^^

蝶は別名「胡蝶(こちょう)」とも呼ばれ、青虫からさなぎ、そして成虫に姿を変える蝶々は天に昇る生き物として、着物にもよく描かれる吉祥文様です。

中国語では「蝶」と「80歳」を意味する言葉の発音が似ていることから、長寿の象徴とされています。

若い女性の振袖の柄から、浴衣、小紋や訪問着まで、古くから人気の柄です。

アンティークの蝶が舞う羽織

気になる着用時期ですが、基本的には季節関係なく通年OKです。

牡丹や桜など春の花とともに描かれている場合は春に着るのがベター。
もし春の花だけでなく四季咲きの花(春夏秋冬)の花も描かれている場合、
また蝶が単体で描かれているものは、オールシーズンOKです。

振袖や七五三の子供の着物にも描かれることも多い柄ですが、大人のシックな蝶柄の着物もたくさんあり、年齢によって着られないということもありません^^

愛され着物スタイル研究家 小川千裕

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着付師/ 着付け講師/ フォトスタイリスト 5月29日 (ゴ .フ .ク 呉服の日 )生まれ。母と伯母が和裁士のため、幼少期から着物に囲まれて育つ。20歳よ...

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