初心者さんも安心♪羽織の着方
![](https://kimonosalon.com/lp/magazine/wp-content/uploads/2019/12/IMG_3311.jpg)
コーディネート
着物で女性のキレイを引き出す!
愛され着物スタイル研究家の小川千裕です。
(@chihiro_kimonosalon4s)
年中着ている着物と違って「期間限定」ってこともあり、
羽織の扱いは意外と初心者さんが迷ってしまうところのようです。
今日はその着方と間違えやすいポイントを
簡単に写真でお伝えできればと思います^^
羽織の着方
① 自分から見える方に背中側(表生地)が見えるように、左右の衿を合わせて、片手で持ちます。
(▷洋服のジャケットのように腕をあげて勢いよく羽織るのは、着崩れてしまうのでNG)
![](http://kimonosalon.com/lp/magazine/wp-content/uploads/2019/12/chrismasflower119-1024x768.jpg)
② 片手で羽織を持ち、背中側に回して、両手で衿を持ちます。
![](http://kimonosalon.com/lp/magazine/wp-content/uploads/2019/12/chrismasflower120-1024x768.jpg)
③肩に羽織ったら、衿に手を添えて、片手ずつ着物の袖を持ちながら通していきます。
(この時肘から入れるとスムーズ♪)
![](http://kimonosalon.com/lp/magazine/wp-content/uploads/2019/12/IMG_3310-1024x683.jpg)
④ 途中で着物の袖は落として、手を袖口から出します。
![](http://kimonosalon.com/lp/magazine/wp-content/uploads/2019/12/IMG_3312-1024x682.jpg)
⑤ 【重要ポイント】
羽織の衿は写真のように、外側へ折るようにして着物の衿にそわせます。
![](http://kimonosalon.com/lp/magazine/wp-content/uploads/2019/12/羽織の着方.jpg)
⑥ 羽織紐を乳(ち:羽織の羽織紐をつけるための小さな輪)に通します。
羽織紐は結ぶタイプや、マグネットタイプ、写真のようなカニかんやSかんでつけるタイプなど様々^^
![](http://kimonosalon.com/lp/magazine/wp-content/uploads/2019/12/chrismasflower116-1024x768.jpg)
⑦ 完成です!
後ろの衿を外側に折ることで
前の衿がジャケットのように綺麗なラインがでます。
![](http://kimonosalon.com/lp/magazine/wp-content/uploads/2019/12/IMG_3311-1024x683.jpg)
羽織は洋服のジャケットやカーディガンのようなもの^^
体温調整やチリ避けとしてもあると安心。
また、レストランやご自宅に伺う際も脱がなくてもいいので荷物が増えず便利です。
着物と羽織のコーディネートも楽しいこの時期。
暖かくしてお出かけくださいね^^